【アルバイト体験談】中古本販売のお仕事ってどんなことをするの?

今回は私が大学生の時に約1年間古本屋さんで働いた体験談についてお話ししたいと思います。私の人生の中で最も長く一つの職場に勤めたお仕事になり、とても思い入れのあるお仕事になりますので、大学生やフリーターの方で古本の買取・販売のアルバイトに興味がある!という方はどうぞ参考にしてみて下さい。


買取査定と古本販売


私が勤めていた会社は、誰でも知っているような古本の買取と販売を行う会社になります。まず始めに私がどのようなお仕事をしていたのかという話をしたいと思います。

当時のお仕事は、古本(漫画、小説、写真集、雑誌など)やゲーム・CDなどの買取と販売です。本の買取では単行本・新書・文庫本だけではなく、少年コミック・少女コミック・大人コミック・雑誌・写真集・児童書などの買取価格を覚えなければなりません。書籍の買取価格を覚えた後は、実際にお客様が買取カウンターに持ってきた商品に価格をつけます。値付けは社内基準を参考にして自分でつけますが、正解の金額はございません。また、査定する人によって値段にばらつきがございます・・・。さらに、私が働いていた時は高額査定というものがありませんでしたので、どんなに新しい作品であってもどんなにレアな書籍であっても一定基準で買取をしなければなりませんでした。

現在はと言うと、著者や作品ごとに”この作品はいくらで買取をする!”と決まっていますので、専用の端末で”ピピッ!”っとすれば金額がわかる仕組みになっています。(古い古本屋では分かりませんが・・・)

ゲーム・CDの買取

ゲーム・CDの買取査定は、私が働いていた当時から専用の端末があり、全て値段が決まっていました。そのため、端末にソフトの名前やアルバム名を入力するだけで買取金額が分かりましたので特に難しい作業はありませんでした。ただし、新人アルバイトの方は、CD・ゲームの買取が出来ませんでした。詳しくは覚えていませんが、アルバイトスタッフのランクによってやれる仕事とできない仕事があり最初のランクではCD・ゲームなどの高額商品を扱う業務はできませんでした。

私的には業務が増えるのが面倒・・・と思っていましたので、一生出来なくてもいいな〜と思っていました。(1年も続けていると、いずれやることになりますが・・・)

販売(レジ打ち作業)

レジ打ちは一番最初に覚える業務になります。私が勤めていた古本屋さんは商品をバーコードで管理していませんでしたので、本に貼られている値札の値段をレジに直接手入力していました。商品ごとに商品コードがありましたのでまずその商品コードを入力し、その後に本に付けられている値段の金額を入力していました。今思えば、商品をバーコードで管理していないなんてありえないとは思いますが、当時は至って簡単な方式でレジ打ちをしていたのです。(ただ、バーコードがないとレジ打ちが面倒ですが・・・。)

CDとゲームの中身は基本的にはレジカウンターに置いてありました。古本屋さんでは基本的には店内に並べている商品はケースだけで、中身はレジカウンターにあるのです。そのため、会計の時に商品の中身を探す必要があるのです。もしCD・ゲームのケースだけをお客様に渡してしまうと大変大きなクレームになってしまうのです。CD・ゲームにもバーコードがありませんでしたので、これも手入力していました・・・。

面倒なのはセドリ!!!

私が古本屋さんで働いていたのは、8年以上も前の大学生の時の話ですので当時は電子書籍というものがありませんでした。そのため、セドリという古本屋さんで105円(当時は105円)の商品を片っ端から携帯端末を使ってアマゾンで高く売れる商品を探し、大量に購入して行く人がたくさんいました。現在はアマゾンで書籍が読み放題のサービスがありますし、電子書籍化された書籍なんかは100円以下で購入ができるということもございますので、今は存在しないお仕事だとは思いますが当時はこのセドリが大嫌いでした。

と言うのも古本を購入するお客様の多くは105円の本しか買わない人と新しい書籍を中古で買う人に分かれ、105円の商品を買う人は高額な商品は買いませんし高額な商品を買う人はあまり105円の商品は買わないのです。そのため、レジでの入力が大変楽だったのですがセドリはというと、付けられている値段よりも高額で売れる可能性がある商品をこぞって購入するのです。そのため、105円の商品だけではなく500円の商品でも1,000円で売れると分かれば必ず購入するのです。値段が違ったり、商品の種類が違えば一から商品コードと値段を入力しなければなりませんので一度の会計で10分以上かかるということもよくあったのです。私がシフトの時にセドリの方が来た時は、先輩スタッフに”レジ変わってください!”と毎回言っていました。というのも、会計待ちのお客様の”まだかよ〜”的な視線が耐えられなかったからです・・・。今はセドリが滅んだとも言われていますので、安心してください。


本の補充作業が結構面倒!



買取・レジ打ちの他に買い取った本を補充するという作業があります。私が勤めていた古本屋さんでは買い取った商品にすぐ値付けをして販売していました。そのため、販売する商品が次から次にやってきますのでかなりの勢いで商品を商品棚に並べなければならなかったのです。

商品は単行本・文庫本・少年コミック・少女コミック・大人コミックなどに分けてから出版社、著者順に並べられます。一番面倒なのは、大人コミックの補充です。なぜ、大人コミックの補充が面倒なのかというと出版社がたくさんありますし、同じ作品が必ずしもすでにあるわけではないため、補充する場所を探すのに時間がかかるからです。最も簡単なのは少年コミックです。少年コミックは集英社・講談社・小学館と幾つかの出版社くらいですし、少年コミックは背表紙に特徴がございますのですぐに補充できます。

文庫本の補充も面倒なのですが、文庫本は出版社ではなく50音順に並べるだけですし、背表紙にわかりやすく著者の名前の五十音が記載されていますので意外に簡単なのです。

漢字がわからないスタッフ!

私がアルバイトをしていた時に、同い年のスタッフの男性スタッフも働いていたのですがそのスタッフがなんと・・・全くと言っても良いほど漢字が読めなかったのです。なんで漢字が読めないのに古本屋さんで働こうと思ったかは知りませんが、とにかく漢字が読めませんでした。そのため、そのスタッフはいつからか少年コミック・少女コミック担当になって行ったのです。漢字が読めなくても「ワンピース」や「ドラゴンボール」は補充できましたので・・・良かったと言えばよかったです。

古本屋さんでは漢字が読めなくても・・・働けるということです。


まとめ|古本屋のバイトって楽しいの?


古本屋さんの仕事が楽しいかどうか・・・というと私的には楽しいお仕事でした。古本屋さんのお仕事は、商品の補充や買取業務・レジ打ちをしたりと一つの業務をずっと行うということではなく、この3つの業務を臨機応変にこなすのです。そのため、気づけば退勤時間になった・・・ということもよくございました。また、1日4時間しか仕事がなかったという理由もありますが・・・。大学生に古本屋さんのお仕事を勧めるかと聞かれると、これと言って勧める理由も勧めない理由も見つかりませんが、体力的にはかなり楽なお仕事になると思います。また、シフトもそこまでハードに組まれることがないと思います。(あったとしても楽だと思います。)さらに、20時にはお店が閉まりますし、閉店した後に残ってするようなお仕事も特にございませんので、レジ締めが終わればすぐに帰る事が出来ます。

古本屋さんのアルバイトは稼げるわけではございませんが、大学生であれば学業に差し支えのない範囲でアルバイトをする事ができるでしょう。お仕事に興味のある方は、お住みの地域でお仕事募集がされているか確認してみてください。